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2022.05.17
「終活ニュース」
「人生100年時代」等身大の姿とは?
厚生労働省によると、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計され、日本は世界一の長寿国にもなる!人生100年時代の等身大の姿はどのようなものか?
長寿の国といわれる日本。現在、100歳以上人口は8万6510人(2021年9月)で、年々、増加傾向にあります。1995年は、100歳以上の人は約6500人でした。ということは、ここ27年で、8万人も増えているということになります。
当時の調査では、自立して生活し、私たちと対等に話せる人たちは21%とありました。つまり100歳といえども5人に1人は元気だったんです。残りは介護や病気や車椅子などが必要な人でした。100歳でも元気な人たちは、庭いじり、家事、野菜作り、編み物、店番、書道、俳句、山登り、囲碁、将棋、音楽の演奏(オルガン、マンドリン)など趣味がある。なかには現役の農業、芸者、医師もいました。家族構成は、1人暮らしが1人で、3人暮らしがもっとも多くて20人。最多は13人暮らしの方が1人、病院が4人、老人ホームが21人などでした。
一緒には住んでいないが孫たちがちょくちょく遊びに来るという人も多かった。老人ホームでは仲間がいて和気あいあいと楽しむ人も少なくなく、触れ合いや会話というのも長生きに必要なことがわかります。
食事をしっかり取り、規則正しい生活をしている。健康にも配慮している。喫煙は3人ありましたが、8割以上の人がまったく吸っていませんでした。残りは過去に吸った経験があるが今は吸っていない方たちでした。お酒を全く飲まない人が6割、残りは今も少したしなむ程度という人です。生活習慣とリズムが大切だというのがわかります。趣味や仕事など生きがいも大事!決まって元気な人たちは、農業や塩作りや黒糖作りといった加工品作りなど、仕事の現役でした。
自分たちのリズムで、自分の仕事がある。長寿の人たちは島の季節の旬の野菜、果物、食事を食べる。地産地消の食事です。よく働き、仕事があり、好きなことがある。
適度の運動とバランスのよい食を重ねていました。さらに共通点がありました。みなさんお洒落だということです。
100歳で元気な人は、現役、あるいは最近まで仕事やボランティアや習い事をしていたという方が多かったのです。人に触れ合う機会があることから身なりをきちんと整えるんですね。女性の方はしっかり髪も整えている人が多かった。いろいろな人と関われる趣味などあるとずっと元気でいられるかもしれないですね♪