
新着情報
2025.07.01
2025年7月度の郷土料理
2025年7月度の郷土料理は、
大分県の「鶏天丼」で、7月16日(水曜日)です。
大阪府の「肉吸い」で、7月28日(月曜日)です。
●「鶏天丼」

とり天(とりてん)は、鶏肉に衣をつけて揚げた大分県中部の郷土料理です。鳥天、鶏天と表記されることもあります。
大分県では唐揚げと同じくらい一般的な食べ物です。
一見、から揚げのようですが、天ぷらと同様の衣で揚げているのが特徴です。
鶏肉に含まれる栄養の中で特に注目すべき栄養素が「たんぱく質」です。
「たんぱく質」は、皮膚や筋肉、爪や髪など身体の産生するのにも欠かせません。
また、これら以外にも免疫力を高める抗体を生成する役割も持っていますよ!
●「肉吸い」

肉吸い(にくすい)は大阪の一部飲食店にみられる料理です。肉の吸い物の意で、簡単に言えば肉うどんからうどんを抜いたもの。鰹節や昆布などを使った関西風のうどんつゆに、薄切り牛肉と半熟状態の卵が入っています。卵なしや豆腐入りのものも存在するようです。
難波千日前にあるうどん屋「千とせ」(ちとせ)が発祥とされ、1980年代後半に吉本新喜劇の俳優である花紀京氏が出番の空き時間に店を訪れ、二日酔いで軽く食事をしたかったために「肉うどん、うどん抜きで」と注文し、当時の店主がそれに応えたことから誕生しました!
その後はクチコミで世間に広まり、店一番の人気メニューとなったようです。ダウンタウンさんや明石家さんま氏といった芸人が「うどん屋なのにうどんを出さない店」とテレビやラジオで言及したことが宣伝となり、千とせの名物料理となっていました。多くの有名芸人が食べていることもあり、吉本芸人の間には「千とせに行けば売れる」という験担ぎも生まれているようですよ!