
新着情報
2025.03.11
2025年4月度の郷土料理
2025年4月度の郷土料理は、
鳥取県の「どんどろけ飯」で、4月12日(土曜日)です。
山梨県の「吉田のうどん」で、4月29日(火曜日)です。
●「どんどろけ飯」

どんどろけ飯(どんどろけめし)は、鳥取県東部、中部地域の郷土料理です。豆腐や野菜を入れた炊き込みご飯で、豆腐飯とも呼ばれています。
「どんどろけ」は鳥取の方言で「雷」のことを指し、豆腐を油で炒めた際の音を雷鳴になぞらえた表現となっています。
かつては、豆腐はごちそうであり、貴重なたんぱく源でもありました。江戸時代には鳥取藩に封じられた池田光仲が質素倹約のために「豆腐食」を奨励したこともあり、とうふちくわなどの独特な郷土食が誕生し、受け継がれています。どんどろけ飯もそういった豆腐食の1つです。
当初は、豆腐に加えてダイコンやタイコンの葉を用いるような質素な料理でしたが、次第にその時期に採れる山菜なども使われるようになり、干しシイタケや油揚げを使って炊き込みごはんの味付けにしていました。昭和になると、これに鶏肉が入るようになり、電気炊飯器が普及すると、混ぜご飯風になってきたようです。
●「吉田のうどん」

吉田のうどん(よしだのうどん)は山梨県富士吉田市及び同市を含む山梨県郡内地方を中心として食べられている郷土料理のうどんです。硬くてコシが非常に強い麺とスリダネが特徴となっています。2007年農林水産省が各地に伝わるふるさとの味の中から選定した「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれています。
吉田のうどんの特徴は何と言っても麺のコシの強さ!
食べ応え抜群の逸品ですよ😊