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新着情報
2023.11.13
2023年12月度の郷土料理
2023年12月度の郷土料理は、
北海道の「ケチャップライスのエスカロップ」で、12月8日(金曜日)です。
福岡県の「かしわ飯」で、12月20日(水曜日)です。
●「ケチャップライスのエスカロップ」
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「ケチャップライスのエスカロップ」は、ケチャップライスの上にポークカツを載せてドミグラスソースをかけたもので、ケチャップライスを用いるものを「赤エスカ」といいます。また、バターライスを用いたものを「白エスカ」といいます。
歴史は、1963年(昭和38年)頃、根室市の洋食店「モンブラン」のシェフが考案し、短期間のうちに根室市内で普及しました。当初は仔牛肉のソテーあるいはカツレツをナポリタンスパゲッティの上に載せたものだったと言われています。
やがてポークカツを用いるようになり、スパゲッティはケチャップライスに代わりました。これが「赤エスカロップ」の原型です。その後、赤エスカを基に白エスカも出現し、ライスには当初マッシュルームが混ぜ込まれていましたが、当時の流通の関係により筍に変更されたようです。
●「かしわ飯」
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九州地方では鶏肉のことを「かしわ」と呼び、炊いたごはんに、かしわや具材を煮詰めたものを混ぜた郷土料理です。古くから福岡県の各地域の家庭や食堂でつくられている定番の郷土の家庭料理であり、福岡の名物となっています。
「かしわめし」に使われる鶏肉は、福岡県の地鶏である「はかた地どり」が多く、筋肉質で歯切れのよさと、噛むほどに旨味が増すところが特徴です。また、「はかた地どり」のむね肉には、認知機能の低下を抑止する効果が期待されるアンセリンやカルノシンが含まれており、消費者庁の機能性表示食品としても認定されています。