新着情報
2023.09.13
2023年10月度の郷土料理
2023年10月度の郷土料理は、
群馬県の「タルタルかつ丼」で、10月7日(土曜日)です。
長野県の「ローメン」で、10月30日(月曜日)です。
●「タルタルかつ丼」
群馬県安中市板鼻館のタルタルカツ丼は商標登録済の絶品名物メニューです。
昭和の風情感じる「板鼻館」は、しゃべくり007やいきなり黄金伝説などのテレビ番組でも取り上げられたタルタルカツ丼があることで有名です。
群馬県安中市の「タルタルカツ丼」は、醤油ダレがかかったトンカツの上にタルタルソースが乗せられています。
「タルタルソース+カツ丼」。ありそうでなかったこの組み合わせ!
「タルタルカツ丼」は、その甘辛醤油味の「卵なしカツ丼」にタルタルソースをかけた一品です。
甘じょっぱいカツに、濃厚なタルタルソースがベストマッチ!
温かいカツとヒンヤリとしたタルタルが合わさり、何とも言えないギャップ、で美味しいんだそうですよ!
●「ローメン」
ローメンは、羊肉と野菜を炒め、蒸した太めの中華麺を加えた長野県の伊那地方の特有の麺料理です。中華風のスープを加えるものと加えないものがありますが、ラーメンとも焼きそばとも異なる独特の風味の料理です。
「ローメン」の歴史は、1955年に、伊那市の中華料理店「萬里」の主人であった伊藤和弌(いとう わいち)氏が地元の製麺業者服部製麺所社長の服部幸雄氏の協力を得て創作しました。
伊藤氏は東京・横浜で料理人として修行し、郷里の伊那に戻って小さな中華料理店を開きました。当時は冷蔵庫がまだ一般的でなく、仕入れた生麺を翌日まで保存できないため、伊藤氏も麺の保存法に苦慮していました。そこで、伊藤氏は試行錯誤の末、麺を蒸すことで日持ちさせる技法を考案したのです。
この蒸し麺独特の風味を活かして伊藤氏の創作した料理がローメンと言われています。
病みつきになるような、力が湧いてくるような、そんな味の一品です。